月曜日のtips | 採用したい職種の人の隣で1日働いてみよう


先週から始めた「月曜日のtips」。

その週にちょっと真似してみようと思えることを書いていくことで、採用に携わる人に少しでも役に立てる都嬉しいなと思い、続けていきます。(もし実践された方がいたら、「実践したよー」と言っていただけるとよりモチベーションあがります笑)

 

先週のtipsはこちら

 

 

それでは今週のtips

 

今週のtipsは、

「採用したい職種の人の隣で1日働いてみよう」です!

 

「ん?」と思われる方も多いかもしれませんが、人事としての自分の席ではなく、採用したい職種(例えばデザイナー採用が困っていたらデザイナーさん)の隣の席で1日過ごしてみること、です。

スタートアップだとワンフロアで働いていることも多いと思いますが、それでも自分の席ではなく、ぜひ「隣」もしくは「目の前」などに移動してみることをオススメします。

 

 

その理由はシンプルで「その職種の人が日頃どんな仕事をしていて、どんな会話をしているのか、何に時間を使っているのか、などを肌感で理解できる」から。

 

 

人事に限らず、採用を担当しているのであれば、自社では誰がどんな流れで日々仕事をしているか、を理解している、と思われがちですが、私が多くの企業の人事や採用担当の方と接していると、意外と自社の他の職種の人が「どんな仕事をしているか」をしっかり理解していない方が多いです。(その会社にいきなり人事として転職してきた方、などは特に多い印象です。。)

 

 

「自分は自社の仕事は理解している!」と思われる方もいるでしょう。そう思う方に質問です。

 

  • デザイナーはどういったプロセスで仕事していますか?
  • 営業の方は1日何件営業にでかけ、どんなタスクに最も時間使っていますか?
  • カスタマーサポートの方が現在解決したいと思っている課題はなんですか?
  • エンジニアはなぜ自社で働いていますか?いままでの職場と比べて何がよくて何は課題に感じていますか?

 

 

などなど…

このような質問に全て自信を持って答えられる方はほとんどいないのではないでしょうか?もし、わかったつもりだったけどわかっていないかも、、と思うようであればぜひ1日でいいので、採用したい職種の方の隣で働いてみてください!

 

 

「本当に自社の仕事を知る」ことの効能

 

 

採用担当であれば自社の仕事を理解してしかるべき、ということを否定する人はいないとは思いますが、、改めて「本当に自社の仕事を知る」ことがなぜ大事なのか。

 

自社のことを知ることで候補者に自信を持って伝えられるから、求人内容に反映できるから、などの理由はもちろんですが、自社の仕事を知らないと「本当の意味で欲しい人材、活躍できる人材を定義できないから」だと私は思います。

 

 

例えば営業募集の場合。

 

よくある「欲しい人材」は

 

  • BtoBでの営業経験がある人
  • プレイヤーだけでなくマネジメント経験がある人
  • 泥臭いことも厭わない
  • 仕組み化を考えることができる人

 

みたいな感じ。上記のような要件はよく見ます。。が、よくよく見ると具体的にどんな人かはイマイチ具体性がないですよね。。。しかも本当にこの要件で来た人が自社に入社した時に活躍できるかどうか、という視点だと確信が全く持てないなと思ってしまいます。

 

こういった要件になってしまう要因はさまざまですが、私が大きいと思っているのは「人事や採用担当の方が自社の仕事内容を具体的に理解していない」ことが要因だと思っています。(それ以外にも要件をそこまで詰めないといけないと思っていない、採用マーケットをわかっておらずどんな人を求めるべきかわからない、などもあると思いますが)

 

 

 

では、具体的に自社の営業がどんな仕事をしているかわかると欲しい人材の要件はどうなるか。

 

 

自社の営業の仕事が以下のような仕事をしているとします。

 

  • toB向けのサービスだがWebから無料でお客さんが獲得できるので新規開拓の仕事はほとんどない
  • 新規の開拓よりも時間を使っているのが「無料で申し込んだお客さんのアクティベート」
  • アクティベートする時に大事なのは頻度高く、手厚くサポートすること
  • 1人あたりの担当顧客が多いので電話やメールの数が多い
  • サービスの魅力を話したり自由度高く提案することよりは、お客さんがやりたいことをどの機能を使えばできるのか、を説明することの方が多い

 

 

ここまでわかれば、BtoBの営業経験があり、マネージャー経験があり、といった要件でなくても活躍できる人材がいそうなことがはっきりします。

 

この仕事であれば

 

  • 数多くのお客さんに連絡するので、1人あたり100社以上などを担当するような仕事ができる(大手相手に1人3社だけ担当する、といった仕事しかしていない人は合わない)
  • 頻度高く、的確にサポートする必要があることから、タスク管理能力や処理能力が高い
  • 大きな金額を顧客ごとにカスタマイズして販売していた人ではなく、特定のサービスや商品を販売していた人
  • 新規開拓の経験は必要ない
  • 単発で終わる仕事ではなく、長くお客さんとお付き合いする仕事に向いている

 

のような人材になりそう。

 

そうすると、必ずしもBtoBの営業経験者でなくてもいいかもしれないですし、そもそも営業経験がなくてもいいかもしれない。そうなれば今までよりも多くの方が該当することにもなりますし、応募してきた方が書類上は要件満たしているのに会ってみたら全然違った、みたいにならずに済むはず。

 

 

採用が強い会社、うまくいっている会社ほど「採用要件が具体的」であり、「どういう人が活躍できるかのイメージが明確」である場合が多いと感じていますし、具体的になればなるほど、エントリー時に要件と違う方が入ってくる可能性も低くなるため、より限られた工数を本当に必要なところに集中できます。

 

 

母集団が減ってしまう、ということを心配されるかもしれませんが、残念ながら採用において「たくさんの母集団を獲得できれば確率的に良い人に出会える。だから母集団形成が必要」という考え方は、完全に過去のもの。

現在のようにダイレクトやリファラル採用などが進んでくると、「会いたい人に会えているか」ということの方が大事で、「いい人も駄目な人も合わせてたくさん会えたか」というのはあまり大事な視点ではなくなっています。言い方を変えれば、「待ち」の採用をしている証拠でもあり、「待ち」の採用の考え方だと思っています。

 

 

「会いたい人に会う」ためにもまずは「どんな人に会うべきか」を明確にしないといけませんが、そのためには「自社の仕事のことをしっかり知る」ことが地道ですが王道です。

 

そのためには多くの時間や努力が必要ですが、まずは採用したい職種の人の隣で仕事をする、といったところから始めてみてはいかがでしょうか?

 

 

本日は以上です。

 

 

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