働き方をテーマにしてリモートワーク中心に1年働いてみてわかった5つのこと


株式会社働き方ファームという会社を設立してそろそろ1年。1期目が無事終わろうとしています。支えていただいているみなさま、お仕事いただいているクライアントさまには感謝しかないです。いつもありがとうございますm(_ _)m

 

 

2016年に「自分の働き方を変えたい」「働き方に特化した会社があってもいいのでは」と思い、会社にしたのですが、この1年自分自身の働き方は初めてのチャレンジが多い年になりました。

自身の会社の他にスタートアップの役員を兼任することになったり(知っている方は多いかもしれませんが)、いただくPJTごとにフリーランスの方や複業の方などとチームを作って仕事したり、など新しい働き方のチャレンジがあったのですが、一番の変化は、仕事の大部分をリモートで行うようになったこと。

 

 

リモートワークについては先日IBMさんがリモートワークを廃止したり、はたまた多くの会社で一部スタートしていたり、など関心が高まっているテーマの1つかなと思います。

 

曲がりなりにも1年間リモートワークを中心に会社や事業を運営してきた立場として、おぼろげながらわかってきたことを5つご紹介したいと思います。

 

まず1つめ。

 

「相手を心配させないコミュニケーション」が大事

 

 

リモートで働いて高い成果を出したり、評価を得やすい人の特徴がなんとなくですがわかってきました。。対面で働いている時に比べて、成果や評価に影響を与えるな、と思うのが「コミュニケーション頻度」です。

 

リモートワークでは基本ChatworkやSlackを使ってのコミュニケーションが中心になりますが、目の前にいるわけではないので担当している業務やタスクがどういう進捗なのかが見えにくいのは確か。オフィスで一緒に働いている場合に比べて、目の前にいないことで進捗が見えないとより心配になったり、疑心暗鬼になったりするものです。(本質的にはどこにいるか関係ないのですが、見えないものに対する不安が大きいのは心理的にしょうがないのかな、と思います。)

 

 

だからこそ、リモートで働く上では「相手を心配させないスキル」がとても大事。

 

別に特別なことではないんです。

会議で話していたタスクの進捗はいまこんな感じ!とか、いつまでにやるよ、とか、今日ちょっと手がつけられなかったけど明日時間あるから午後には出すよ、とか。とにかく細かく聞かれる前に「伝える」こと。

「こんな小さい進捗報告いらないかな?」と思ってもとにかくチャットで報告。

 

何かメッセージをもらって、早めに反応する。いま返信できない場合は、その旨だけでもいいので(スタンプ送るとかでもいい)何か反応する。

 

などなど…

とにかく相手が勝手に心配にならないように、先に先に伝えたり、相談したりという心構えがあるかないかで全く違うな、と思います。

 

やってみて改めて気づいたことでもありますが、

同じアウトプットでも進捗を細かく報告してくれたり、合間に相談してくれて進んだものと、タスクをやっている最中は特に連絡なく完成したタイミングで報告があがってきたものだと、前者の方が安心感を持って進められるな、というのは実感しています。

 

 

組織体制、役割分担、評価制度などはリモートに最適な形でやらないとダメ

 

2つ目です。

いろいろな企業さんやメディアなどで聞くリモートワークの失敗例で多いのが、組織や役割は旧来のまま働く場所だけを自由にしてしまったパターン。これ、絶対リモートワーク失敗します。

 

かくいう私も最近になってようやく、「あ、こうすればいいのね」というのがわかってきました。

 

例えばですが、

問い合わせ来たお客様に営業→契約獲得→申込書送付&回収→サービス開始日の調整、といった一連の業務でこちらの担当者が2人いた場合

 

 

  1. 2人とも最初から最後までのフローを担当する
  2. 1人が契約獲得までを担当、2人目が申込書送付以降を担当

 

といった2つのパターンが考えられます。

 

一般的にリモートワークでない場合、1.のような体制の会社が多いのではないでしょうか。これは実例なのですが、リモートワークの場合は、1.の体制に比べて2.の体制の方が約1.5〜2倍程度の成果が出たりします。(もちろん体制以外の要因もあるでしょうが、それにしても成果に大きな差が出ます)

 

仮説ですが、リモートの場合

 

「契約獲得したお客様情報を他の人に引き継ぐコミュニケーションコスト」よりも

「どのお客様に連絡したか、どのお客様がどういったステータスかを確認・調整するコミュニケーションコスト」

 

の方が高い、からこそこのような成果の差が生まれているのではないか、と。

 

 

他の業務に関しても同様に、リモートじゃない時とリモートの時で同じコミュニケーションでもかかるコストが違います。それを踏まえて体制や役割を設計しないと結果的に、個人の評価にも大きな差が生まれることになります。

 

いきなりリモートワーク用の体制作れ、と言われても難しいかもしれませんが、運用しながら細かくどこにコストがかかっているのか、どこがスムーズに業務が行えない要因なのか、などを取り除きながら業務や体制を設計していく努力が必要だなと思います。

 

オープンオープンオープン

 

3つ目ですが、大事なことなので3回言いました。

1つ目の心配させないコミュニケーションとも通じるのですが、リモートワークの場合は普段見えないからこそ程度の差こそあれ疑心暗鬼になりやすいと思っています。

 

「もしかしたら自分には大事な情報が降りてきていないのでは?」

「自分は重要な情報を見逃しているのでは?」

「うまくやっているあの人はもっといろんな資料やデータを持っているのでは?」

 

みたいなことがガンガン起き得ます。実際、そんな情報ないし隠しているつもりはなくても勝手に心配になったり、上記みたいに思ってしまったりということが起こりやすい。

 

だからこそ、とにかく情報をオープンに!という姿勢はとても大事です。

 

例えば、

仕事の報告や相談などは個人チャットではなくグループチャットでやる、とか。何か相談、意思決定をする場合もグループチャットでやる。会議の内容は全部議事録として残し、グループチャットやみんなが見えるところに送る・貼る。ミスが起こってもみんな見える場で報告、対応方法もその場で。などなど。

 

とにかくごく限られた人だけでなく、決まったこと、相談したこと、議論したいこと、よくないこと、など隠さず見ようと思ったら見られるようにしておく、といった姿勢がポイントか、と。

 

別にリモートワークに限ったことではないですが、目の前にいないからこそ「伝える気持ちがある」ことを積極的に発信者が示していくことがポイントだなと思います。

 

 

 

働き方=生き方、暮らし方

 

 

上の3つはややテクニカルな内容ですが、残り2つはちょっとエモい感じのことを。

リモートワークとか柔軟な働き方をしてみてわかったこととして、

「働き方」ってどう生きたいか、どういう時間の使い方をいまはしたいのか、ということとイコールだなということ。すごく当たり前に言われていることを実感しました。

 

オフィスに行って働く、という選択の場合、どうしても住む場所は限られます。さすがにオフィスから3時間離れた場所が大好きだからといって住むのは辛い。。ある意味、オフィスのみで働くということは「そこに通える場所に住む」という制約がつくことになります。

 

副業NGや雇用形態もそうですね。働く上でのルールが決まっているということは、何かしら生活スタイルも制約される。

 

もちろん、それが悪いわけではありません。

 

ただ私は、住む場所や働ける時間帯、コミットの仕方などはもっともっと働く個人に任せていいのかなーと思っています。いろんな生活スタイルに限らず、自社で働くことがいいと思ってくれる人と働ける、そんな会社の方が好きです。

それは楽をするということではありません。やってみたらわかりますが、自由に選べる環境というのは自分でなんでも決めないといけないですし、会社が何も決めてくれない、何も与えてくれないという関係でもあるから。

 

 

それを承知した上で、やっぱり住む場所だったり会社へのコミットの仕方など多様な生活スタイルの人を認めてくれる方がいいなと思うし、そういう会社でありたいとも思います。

 

なので働き方が柔軟になると、自分はどういう生活をしたいんだっけ?と考えることが多くなったことで、仕事だけでなく家族や友人などとの過ごし方なども考えるようになれるなーと。

 

 

根本的に働く場所は関係ない。個人間の差の方が大きい

 

 

最後の5つ目。

ここにきて元も子もないことを言いますが、根本的に「オフィスかリモートか」という議論はあまり本質的ではないな、と思っています。どちらもやってみて思いましたが、場所がどこかという話より、働く個人による差の方が圧倒的に影響が大きいから。

 

よくリモートだと「さぼったらどうしよう」とか「コミットしてくれないんじゃないか」とか「コミュニケーション取りにくいのではないか」とか、いろいろな心配というか懸念が出てきます。

 

1年リモートでいろいろな方と働いた私なりの結論です!

 

リモートかオフィスかに関係なく、サボる人はサボるし、コミットする人はコミットします!実際に同じ業務をお願いしていたとしても成果にコミットし、どんどんコミュニケーションをとり推進してくる人もいるし、こちらから進捗を確認しないと何も出てこない人もいます。

 

もちろん上記のようなコミュニケーションや体制の工夫は必要ですが、それも「人」ありき、でのこと。

 

 

なので「働き方改革」の成否は、元来と何も変わらず「自走できる」「コミットしてくれる」「優秀な」人材を採用する、配置するといった当たり前のことをつきつめていくことで決まるのだな、と改めて感じられた1年でした!

 

 

今回は以上です。

 

 

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