働き方が多様化する時代だからこそ会社に向き合い過ぎてはいけないと思う


人事や採用、組織、働き方に関する課題に対する会社を経営している関係で多くの人事やHR関係者の方と話す機会も多いですし、いろいろな方の転職やキャリアの話を聞いていて思うことがあります。

 

それは

「会社に向き合いすぎてはいけない時代だな」

「会社としても社員が会社に向き合いすぎないようにしてあげないといけないな」と、いうこと。

 

 

なんというか

会社の中でのキャリアとか、価値とか、給与が、昇進が、、、のようなところにこだわりすぎてはいけないというか、過度に会社が求めているものに向き合いすぎて視野や選択肢が狭くなっている人が多いのかなという感じがしています。

 

 

 

 

会社に向き合いすぎる、とは

 

 

 

会社に向き合うこと自体は全然悪いことではないと思います。

 

今いる会社や組織、チームに対して最大限価値を提供することは素晴らしいですし、プロフェッショナルである以上当たり前だと思います。

 

 

 

ただ、

会社が求めているもの、会社にとって必要なものを提供していたら報われるはず、自分が思っていたキャリアが描けるはず、、だから会社が求めていることを必死にやっていこう、となりすぎるのはこれからにおいて危険かな、と。

 

 

これだけ働き方が多様化している中において、

会社が全社員を満足させられる、もしくは全社員が納得いくような制度や仕組みを作ることの難易度は10年前と比較して格段と上がっています。

 

 

もちろん経営者としてもなるべく社員には辞めてほしくないし、自分の会社で働くことに満足してほしい、とは思っているはず。ただ、会社でできる制度、仕組みがもうすでに多様化している働き方には耐え切れない、応えられなくなっています。

 

 

具体的に言うと、

 

介護や育児で在宅で働かないといけない人をどこまで認めるか、時短や勤務時間の柔軟さ、雇用形態、副業解禁など。。。

様々な事情でいままで普通とされてきた週5日、1日8時間会社に来る、ということが難しくなる、という人の比率は上がってくるでしょう。

 

そういう流れの中で、今まで当たり前とされていたキャリアを描いていくこと、想定されるルートで働けなくなる人がたくさん出てくる、ということになります。

 

 

 

そうすると会社としての方向性は2つ。

 

 

  1. 人に合わせて制度を作っていくか
  2. ウチはこれ、と一定決めてそれから外れる人は働きにくくても仕方ない、とするか

 

 

これはいい悪いではなく、価値観とか会社の規模、によっても選択は異なりますが、なかなか前者を選ぶ会社は少ないのではないでしょうか。なぜならめちゃくちゃコストかかるし、管理も大変だし、現実的に運用できないから。

 

 

とすると、

多くの人は後者の会社で働くわけですが、いまは満足していても自分の働き方や価値観が変わると、とたんに会社の決まったレールから外れないといけない状態が出てきます。急に働きにくくなったり、スキルアップしたいのにそういった仕事を任されにくくなったり。。

 

 

しかも全員がこういう状況にいきなりなる可能性があります。

そのタイミングで会社で決まっていることばかりやっている、会社に向き合いすぎて、いる会社に最適化しすぎると、外に出る選択や働き方を選ぶ選択がとりにくくなり、我慢せざるを得ない…

 

給与や働き方に満足できないけど、しょうがない、、、本当はもっとチャレンジングな仕事がしたいけど時短だからできない、、、いまから他を探すのも難しい、、、みたいな思考になってしまう人は案外多い。。。

 

 

会社と社員の関係性は変わっている

 

 

これからは、

会社と社員との関係が変化し、お互いに提供するもの、約束するものがより小さくなっていく、のだと思います。

 

アライアンスでの働き方、などもそうですが、

「会社はこのポジションはこういう仕事でいくらです。やりますか?やりませんか?」という約束はするけど、それ以外は社員の自由で決めてください、縛りません。みたいな形に近づいていく。

 

 

そうじゃなくなくても、

「ウチの会社はこういう働き方でやってます。それ以外は働きにくいです」という会社はどんどん出てくるでしょう。

 

なので社員もその働き方に合うならいる、そうじゃないなら付き合い方を考える、くらい自分の働き方と会社との向き合い方を柔軟に変えていかないといけない。

 

 

その時の人事の役割としては

 

会社はどういう人が働きやすいのか、どういう会社なのか、会社はどこまで社員に提供するのか、を明確にし、社員が自分で選べるような情報提供をすることが求められるように変化していくのではないか、と。

要は社員が会社に必要以上に向き合いすぎないようにしてあげるアプローチが必要ではないか、と。

 

 

社員も社員で、自分と会社の関係を考える、向き合い過ぎずを自分でどういう付き合いをしていくかといった選択をする、という時代になっていくのでは、と思います。

 

 

 

今日は以上です。

 

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