スタートアップ思考そのものでサービスやったら「ファン」に囲まれて仕事するようになった


この週末にスタートアップ界では有名な馬田さんが出されている「逆説のスタートアップ思考」という本を読みました。

 

詳しい内容は割愛しますが、

 

  • アイディアは不合理な方が合理的
  • 小さくはじめろ
  • 市場を独占しろ
  • スケールしないことをしろ
  • 多数の好きよりも少数の「愛」
  • 誰もやらない面倒なことをやる

 

 

 

など…常識的に考えると逆説だがスタートアップが戦う上では実は合理的な戦いなどについて書かれているのですが、この「逆説のスタートアップ思考」そのものを地で行く会社を思い出しました。

 

 

 

 

その会社は「株式会社waja

wajaという会社名と同じ名前のマーケットプレイスのサービスを運営している会社です。

 

 

 

wajaのビジネスモデルは一見シンプルなCtoCモデルに見えますが、CtoCで取引を行う上で発生する「不安」を徹底的に取り除くためにwaja社自体がコストをかけて運営されています。

 

 

まず出品側。

wajaは「倉庫」と「ささげ」という業務を行うことで、誰でもお店を開ける、自分の良いと思ったものを売れる、といったことを実現しています。

 

倉庫は言葉の通り、wajaが在庫管理を請け負ってくれることなのですが、「ささげ」まで提供しています。

「ささげ」とは撮影(さつえい)、採寸(さいすん)、原稿(げんこう)の頭文字からきていて、いわゆる誰かがネット上でものを売ろうとした時に発生するオペレーションを全て請け負ってくれています。

 

 

これにより出品したい、お店をやってみたいという人が本当に簡単にショップオーナーになることができるようになります。

 

実際waja社には、バイヤーさん(出品者)がお土産を持ってきてくれたり、サポート担当の人を連れてご飯に行ってくれたり、なんということは日常茶飯事だそう。手数料をもらう存在のはずのwaja社に対して本当に感謝してくれているバイヤーさんが多いようです。

 

 

こういったバイヤーさんにとってwajaは「夢を叶えられた場所」。

ニーズや困っていることがあるから、といったレベルでなくwajaがあったから夢が叶えられた、wajaがなかったら実現できていなかった、、、という「好き」を遥かに超えた「愛」がそこには存在しているな、と。

 

 

ECをやったことある人であればわかるかもしれませんが、倉庫やささげというモデルは非常に手間もかかりますし、リスクも大きくなる。当然儲けにくい。実際にwaja社も収支は当初全然合っていなかった、と言います。

 

 

それでもそのモデルにしたのは当時、創業者の小安さん、村田さんが「売り手にも買い手にも責任を持って安心してもらえるビジネスをしたかった」から。

まさにスタートから「誰もやらない面倒なことをやる」という会社だった、と。

 

 

でもお二人はそれを楽しそうに嬉しそうに話してくれる。

ほんとうに「誰もやらない面倒なことをやっている」のだけれど、それが良いと思っているし、そのやり方に共感したファンが増えている。そんな世界を築いています。

 

 

 

 

だからなのか、人事制度や組織作りの考え方も「スケールしない」やり方をあえてとっています。

 

 

wajaの場合、

人事制度はあるものの、社員が何かしらの事情で働けない、沖縄に戻らないといけないなどの状況になった際、その社員のためにリモートワーク可能な制度を作っていったそう。

 

「一緒に働きたい、という前提があれば、あとは100人いたら100通り働き方があってもいいかなー」と笑って話せる会社。

何か困ったら自分たちで制度作ればいいか、と考える人がたくさんいる会社。そんな会社になっています。

 

 

これは効率的なのか、というと必ずしもそうではないかもしれない。

ベンチャーにとっては非効率なのかもしれない。。

それでも、一緒に働きたいのであればスケールしないことでも当たり前にやるのがwajaのいいところなんだろうな、と。

 

 

 

 

 

もちろん小さくていいわけではない、

大きくして必要としているであろう人にもっと届けたい、と思っているwaja社。

 

サービスをもっと多くの方に届けるために、Javaが得意なエンジニアを積極的に募集しているそう。

 

 

この会社でエンジニアとして働いたら、

実際に出品しているバイヤーさんなどと直接触れ合い、やりとりされている商品を目の前に置きながら、ほんとうに「手触り感」のあるサービスを作っていくことになるんだろうなーと想像できますよね。

KPIも大事ですが、ほんとうに自分が作っているものがどんな人にどんな影響を与えていて、どういう人が使っているのかを見える環境でモノづくりをしていくのも面白そうだなと思います。

 

 

 

 

一見不合理に見えることやスケールしないことをやっているwaja。

 

でも、もしかしたらスタートアップの王道を行っているようにも見える。

きっとwajaにしかできない方法で「ファン」をどんどん増やしていくのだろうな、と思いますし、中長期的にみたら1人1人の「ファン」の集合体としてとても大きな影響力をもたらしているサービス作りをしていきそうだな、と思っています。

 

 

今日は以上です。

 

FacebookTwitterもフォローしてください。


Skett :: 日程調整を30秒で!採用担当の時間がうまれる