コミュニケーション力が高いとはどういうことか


私は採用や営業を仕事とすることが多かったこともあり「コミュニケーション」が発生する場面も多かったですし(コミュニケーション少ない仕事は実はそんなにないでしょうが)、「コミュニケーション力」が高いかどうかで成果が分かれるとされる仕事をしてきました。

 

また採用の仕事をしていると「コミュニケーション力が低い、高い」のような評価をたくさんされていくことも見てきました。

 

 

今は2社経営していてどちらも全員リモートで働いているので、主にチャットでのコミュニケーションをとりながら仕事を進めていくわけですが、そこでもコミュニケーション力がうんぬん、という話題は出てきます。

私だけではなく、仕事していると「コミュニケーション力」というのはキーワードはよく使うかと思います。

 

 

ただ、この「コミュニケーション力」という言葉はすごく漠然としている言葉ですし、イメージも人によって違うし、定義も違う。

そんな曖昧な言葉を使って仕事しているのがなんだかちょっと気持ち悪いなと思ったので、ここ最近コミュニケーション力とは何か、を自分なりに考えてみようと思ったのでブログに書いてみることにします。

 

中でも、ここでは仕事の場面でのコミュニケーションを想定して考えていきます。

 

 

 

コミュニケーション力とは

 

 

 

まずコミュニケーション力を分解していくと

 

  1. 相手が言っていることを理解する力
  2. 相手が聞きたいことを理解する力
  3. 自分が言いたいことを(脳内で)整理する力
  4. 相手に伝わるように(簡潔に)話す力

 

この4つが基本の要素になります。

この4つがスムーズにできる人がコミュニケーション力高いとなりそうですが、どうしたらスムーズになるのか、がポイントですね。

 

 

もちろん、

  • 話を面白く魅力的に伝えられる
  • 相手がうまく言えないことを理解し、こういうことですよね?と整理する

 

などの力もあるでしょうが、これはセンスや相手との関係性、得意としている話題などの要素が大きそうなので今回は一旦考えないでいきたいと思います。

 

 

 

この4つの基本要素の中で最も大事な力が「1」です。

相手が何を言っているかがわからない以上、それ以降の会話はトンチンカンになりますし成立しないので当然です。

 

ただコミュニケーションのミスや齟齬が起きている場面を見ると、ほとんどこの「1」ができていない、という場面が多いな、と。

 

 

例えば

A:「甲子園行ったことある?」

B:「あるよ」

という質問1つでも、齟齬は起こりえます。

 

Aさんは「甲子園球場に観戦に行ったことあるか?」ということが言いたかったのに、Bさんは実は「甲子園という駅に行ったことある」という意味で答えている、、、このようなミスや齟齬は現実にめちゃくちゃ起きうることだったりします。

 

それだけ「1」の相手の言っていることを理解する、というのは難しいです、すごく。

何がこれを難しくしているのかというとその人の経験や思考の癖からくる「解釈」が邪魔をしています。Aさんの解釈では、甲子園に行ったことあるかどうかは「球場での観戦」ですし、Bさんの解釈では「駅」です。

解釈が異なるだけで、全く「1」が成立しなくなってしまいます。

 

 

 

 

この解釈で変わってしまう、という状況の防ぎ方としては

 

  • 「解釈」が一致する言葉を使うもしくは解釈も一緒に使う
  • 「事実」で判断する

 

の2つが有効だと思います。

 

先ほどの例でいうと、

「甲子園球場で観戦したことある?」と聞けば解釈の余地がなくなるわけですね。(こう書くと簡単そうですが実際やると難しいんですけど…)

 

また「事実」で判断するというのもほぼ同じ意味なのですが、大事です。

 

 

これは「多い、少ない」「ほとんど」「〜だと思います」のような曖昧な言葉で判断せず、「80%」「10%以外は」「〜と言っている」などの「事実」をベースとして判断するということです。(営業の上司部下との会話などでこういう曖昧な表現同士のコミュニケーションが繰り広げられてそうですが笑)

 

 

 

コミュニケーション力が高い人とは

 

 

 

長くなりましたが、

こう考えていくと先ほどの1〜4までの要素を成立させていくにはそもそもお互いに「解釈」で判断することをなくし、「事実」で判断しながら進めていく、ということがとても大事なポイントだということになります。

 

 

生きてきた環境も価値観も違う人たち同士がコミュニケーションをとりながら仕事は進めていくわけですから、解釈が同じなはずはありません。

その中でスムーズに進めていくためには、お互いの解釈によってフラフラしていく会話の中に「事実」を作り、それによってお互いの認識がずれないようにできる人というのがコミュニケーション力が高い、と言えるのではないか、そう思っています。

 

 

相手の言うことや聞きたいことを「事実」で理解し、自分が何を伝えればいいかを「事実」で整理し、相手に対して「事実」をもとに伝えていく、

そんなことをできる人こそが仕事においてコミュニケーション力が高い人なのだと私は定義しています。

 

特に現在はチャットを通してのコミュニケーションも増えていて、文字ベースでコミュニケーションをとることが中心です。

文字ベースだからこそ対面に比べて得られる情報量も少ない分、「事実」として情報をとらえたり伝える能力がない人は苦労しているな、という印象ですし、対面ありきな時代以上に「事実」ありきで情報の伝達ができるかどうか、でコミュニケーション力に差が出てくるのだと感じます。

 

 

いずれチャットベースで仕事したことある=コミュニケーション力高そう、となり、採用要件に「チャットベースで働いたことある人」のような文言を入れる会社が増えてくる気がしています。

 

 

今日は以上です。

 

 

 

 

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