全日空輸(ANA)を傘下に置いているANAホールディングス(HD)がトヨタ自動車を含む数社に社員の出向の受け入れを要請するそうです。
出向と聞いて「半沢直樹」を連想する方も多いでしょうが、ANA側はコロナ渦での大ダメージを現在進行中で受けているために、固定費を抑さえたいのでしょう。空港は常に稼ぎ続けないと固定費が多きいので死活問題になる為です。
ここで問題なのが・・・
トヨタの受け入れは新しい人材を得るチャンスではありますが、人数が多い為に製造部門にも多数の人材が流れてくることが予想され期間工の枠が削られるのは明白です。
いつもの、弱い立場の非正規雇用が雇い止めや募集が中止になる現象が起きますね。
コロナで苦しんでるのは期間工や派遣も一緒ですが受け皿は多くはありませんから早めの行動が将来を左右するかもしれません!
この記事では、この問題を早めに期間工の方にお届けできるように簡単にまとめました。
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そもそもなんでANAがトヨタに出向?
コロナ渦で航空業界は大ダメージ!
過去に債務整理(借金を消してもらう)を国から受けた、JALはなんとか持ちこたえていますが、ANAはそんな身軽になったJALに対抗する為の戦略で営業しており、一気に差を無くしていましたがコロナで大きくコケてしまいました。
そのため、事業構造改革案を作成しましたが
一時的な人員圧縮を図ったり、採用凍結で2022年度までに社員を3500人削減をおこなう方針だ。
トヨタが受け入れるかは不明
トヨタは検討に入っていますが、トヨタの立場上では受け入れなければならないでしょう。
しかも、トヨタ側も就職ランキングで常にトップ近辺にいるANAの社員を獲得できる絶好のチャンスでもあるために多数の受け入れが予想される。
まあ、自動車会社の企業風土はANAのような華やかさは無いのでANAの社員は耐えられないかもね・・
トヨタへの出向で期間工の枠が減るかも?
期間工で生計を立ててる方には大問題になります。
そもそも、トヨタの期間工は1番人気でもあり大多数の期間工や派遣などの非正規労働を支えていました。
期間工の業界もコロナ渦で被害を受けているために、多数の人材を受け入れた場合は期間工の枠は無くなる可能性があります。
他の期間工先はありますが、航空業界と同じで自動車業界も固定費が莫大で常に売り続けないと破綻してしまいますので難しいでしょう。
トヨタですら、採算ラインギリギリのダメージをうけていますので期間工の枠も縮小はまぬがれません。
期間工を予定してる方は早期に応募しておくことが重要
いつも損をするのは、世の中の流れや情報を確認しない人です。
ハッキリ言うと、ANAの人員を受け入れた場合
- 期間工は契約延長を切られる可能性
- 期間工の求人が無くなる!
これらの影響は不可避です。
その為に、早めの行動が重要になります。
契約延長を断られるのはどうしようもありませんが、トヨタ以外を期間工先に選択するのもアリかもしれません。
現在働いてる人は、自分の有用性を示せるようにしっかり働く事も大事になります。
最近までは、期間工側が有利な立場の流れになっていましたが・・・
不景気になると一気に逆転しますので、いままでのような甘えた仕事だと即延長打ち切りの可能性がありますので
時代の流れに敏感に反応して乗り越えよう!
