まだ仕事で昔ながらの体育会系の手抜き新人教育をしていませんか?
そんな教えかたでは裏で笑われていますよ。
現状の変化についていけないと無能のレッテルを貼られます。
指導員「昔はこれで良かった!」
そうですね(笑)
誰でも出来る簡単な方法で評価されるんですから昔はさぞ楽だったでしょう。

怒ればいい、恫喝すればいい、威嚇じみた態度で接すればいい。
本当に簡単ですからね実行すれば8割ぐらいはそれなりに育ちますから誰にでもできます。
無理だったら、根性が無い!真面目さが足りない!言い訳もいくらでも言えますからね。
昔の新人は反抗できる実力も情報もありませんから、さぞ楽な事でしょう。
新人でも丁寧に優しくしつつも、しっかり育てる!
言うのは簡単ですが、実行するとなると生半可な実力では不可能です。
私も教育担当を受け持ったことがありますが、四苦八苦したのを思い出します。
さらに現状から未来にかけて人手不足が必ず表に出てくることから、大切に育てるように厳命を上から受ける程に環境が変わっています。
その中で浮き上がってきたのが現在新人教育に悩んでいるのは、この昔の体育会系の手抜き教育しかしてこなかった層です。
現在、悩んでいるのはこの層ばかりで、昔と反対で新人からの手痛い反撃を受けている層でもあります。
似てるのが、スポーツの世界ですね。
体育会系!聞こえはいいですがただの暴力と圧力だけの歪な世界です。
昔なら、表にでないでしょう。
無垢な新人は、反撃の手段も方法もありませんから泣くしかありません。
しかし、今は情報社会になり手段がありますから、その異常のツケが現在吹き出していますよね。
仕事でも同じです。
さんざん手抜きの仕事をしてきたツケがまわってきてるだけなのですが、今からでもしっかり仕事をするしかありませんよね。
では昔とは何が違うか考えていきましょうか?
しっかりと把握しておかないと、とんでもない反撃を受ける事になりますから覚悟はした方がいいですよ。
ちなみに!
私はこの体育会系の教育は大嫌いでしてハッキリ言って真面目で優しい人達が不当に苦しめられる事に納得できませんから、反撃の方法を発信していく事に力を入れていますので悪しからず。
今と昔を取り巻く環境は何が違うのか?
現在と過去では環境が全く違います。
人口比率や少子化などなど上げればキリがありません。
ただ!仕事においては決定的に違いをあなたは今感じているはずですよね?
昔の環境①
バブル世代は引退していますから、現在の主力はバブル崩壊した後の地獄の就職氷河期という事になります。
まあ、思い出すと苦痛と悲鳴ばかりの不遇の世代ですよね。
不利益ばかり味わい絶望しかありませんでしたし、いまだに不利益ばかりです。
そんな環境ですから、どんな仕事も就けるだけ幸せでしたよね。
辞める選択肢なんて中々出来ない地獄のような毎日。
何を言われてもどんな扱いを受けても歯をくいしばるしか、生きていけません。
この時代ならば、どんな新人教育でも問題にされる事はないでしょう。
昔の環境②
今でこそ、スマホなどが普及していますが昔はそんな物はありません。
情報は、親や友人からの助言ぐらいで有効な方法などは誰にも分かりません。
さらには、個人が情報や現状を社会に発信する手段もありませんから逃げ道がありません。
真っさらな新人にいくらでも洗脳が可能です。
現在の環境①
人手不足が深刻になってきています。
派遣なども全く人が集まらないので高報酬で広告をだす会社が増えています。
もはや、企業側の都合は通用しません!
いくらでも環境の良い仕事は見つかりますので、嫌いな職場にいる必要なんてあると思いますか?
これからはさらに深刻になっていく事は明白です。
好環境で高報酬が当たり前になる時代に昔ながらのやり方などしていたらどうなるか分かりますよね?
現在の環境②
わずか数十年ですが、環境は劇的に変化しました。
情報端末の普及によりいくらでも真実の情報が手に入り、不正があれば世界に個人が簡単に発信する事が可能です。
仕事においても、いかに今が異常だということが新人でも判断可能なほどに情報が溢れています。
さらには、会社も社会もコンプライアンスを重視しますのでそのマニュアルが充実してきています。
現在の新人は昔と何が違う?
現在の環境でも触れましたが、新人の方にアドバンテージがあり優位な立場になりつつあります。
あなたの会社も選択肢の一つでしかありません。
会社だけではありませんよ、フリーランスの道も多数あるので、わざわざ酷い扱いや社会人として対等に話せない様な低レベルな会社に固執する必要は全くないのです。
色々な情報を知り対応できるだけの予備知識をしっかり仕込んで、自己自衛を怠りません!
知りたい時にすぐに検索して、対応できるので、もしあなたがやり過ぎた行為を行ってしまえば即!社会的制裁をうけてしまいます。
そうでなくても、個人の新人が数千人とSNSなどで繋がっている可能性だってあります。
あっという間に世の中に晒されて糾弾される事も無いとは言えない時代なんです。
では!どうやって仕事を新人に教えれば良いのか?
簡単です。
普段の生活で隣人と接する時の様にしっかり対応すればいいだけです。
誠意を持って接するのは仕事では回り道かもしれませんが、新人だからと言ってあなたが雑に扱っていい理由にはなりません!
そんな考えだと、スポーツ業界の様に潰されていきますよ。
1人の人間として敬意を持って接する
まずは新人とはいえ相手は、将来の人手不足の対策の為に苦労して雇い入れた新人ですのでそれ相応の対応を心がけてください。
冗談でも大げさでもなく、年々人材の確保は熾烈を極めてきています。
会社としても人材確保の為に多額の資金を投入しているのをあなたの新人教育で台無しにされたら・・
人事部はどう判断するでしょうね?
まあ、前提として誰が相手でも丁寧に接する事は人としても大人として当たり前の事なんですけどね?
上司との連携
最近では上司との連携も重要になってきています。
これは自分を守る事になります!報連相を怠れば何かあった際に手痛い目にあう事になりますので保険の為にも上司を活用しましょう。
細かいフォロー
仕事ですからねフォローは業務の一環です。
新人教育は臨機応変な対応が必要な難しい仕事です。
だからこそ、出来ないで怒って従わせるなどの安易な道をにいく指導者が多いのでしょう。
立派に育つかは指導者しだいですので手塩にかけてやりましょう。
怒る事は指導の一つの選択肢にすぎない
色々と過去の新人教育を批判してきましたが、怒る事がダメなわけではありません。
- 然るべき場所では叱り
- 上手くいけば褒める
怒る事は目的達成の為の一つの手段でありあなたの感情とは切り離して実行してください。
怒った後は、尾を引かない様にサッパリと気持ちを切り替えて接する!
ネチネチは気持ち悪いですよね?
サッパリ対応すると気持ちよく人間関係が構築されますので意識を切り替えていきましょう。
新人の効率の良い教え方
指導者は仕事を知っていますから全てが当たり前かも知れませんが新人は違います。
仕事以前に環境に施設に仕事に対する心構えに知らないといけない事が無数にあります。
そんな新人に次から次に教えて覚える事ができますか?
あなたの新人の時を思い出して下さい。
不安に押し潰れそうになりながらの仕事・・
配慮しましょう。
さて、効率的な教え方は仕事を細かく分けて下さい。
一つの仕事でも、前半と後半に分けて教える。
前半が出来る様になったら、後半を覚えて最後にその仕事を通して出来る様になるまで教えます。
教え方もしっかりカンコツを伝えましょうね。
新人の仕事の教え方のまとめ
今回は新人に仕事を教える事で悩んでいる方の入り口の部分です。
仕事をしていると、この手の体育会系をいまだにしている時代遅れの方がいるのに驚かせられますが、自分が間違えているとは認めない人ばかりで苦労します。
まずは意識を変えてから現状を理解しない事には、いつかとんでもないしっぺ返しをくらいますから頑張って下さいね。
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